今回は、
進級審査に落ちてしまった人がやるべきこと
というテーマで書いていきます。
12月に入り、そろそろ進級審査が始まっている頃かと思いますが、実力勝負の世界なので当然ながら審査に落ちてしまい、進級できない人もいたりします。
そこで今回は、進級審査に落ちてしまった人がやるべきことを僕の経験談を含め、僕が見てきた中で落ちた人に共通していたことなどをまとめて記事にしてみました。
この記事を書いている僕は日ナレ生時代に研修科まで行きましたが、本科のときに1度進級審査に落ちています。
その経験から落ちてしまった人の気持ちも理解していますし、落ちてからどうすればいいかもお伝えできるかと思います。
進級審査に落ちてしまったけどまだ夢を諦めたくないという人にはきっと役に立つことが書いてあると思いますのでぜひ最後までお読みください。
レッスン生としての自分を見直す
まず基礎としてレッスンでの自分の立ち振る舞いはどうだったかを見直しましょう。
見直す点として、
・レッスンは休まず通えていたか
・どんな人にも挨拶ができ、愛想よくできていたか
・積極性を出せていたか
・毎週の課題をしっかりこなし、講師からのアドバンスや指摘を修正できていたか
こういったことが上げられると思います。
特に基礎科で進級審査に落ちた人のほとんどは、上に書いてあることで致命的にできていないものが必ず1つはあてはまっていた気がします。
逆に言えばこれができていればほぼ落ちることはないと思います。
事実、当時の僕も演技は1年間レッスンをやっただけの素人で、滑舌もかなり甘かったですからね。
そんな状態でも本科へはすんなり進級できました。
1人の大人として最低限のことができていれば基礎科はまず落ちることはないので落ちてしまった人はここをまず改善していきましょう。
レッスン以外のことでスキルアップをする
本科以上から特に重要になりますが、レッスン以外の時間でスキルアップが必要になってきます。
僕も本科から研修科への過程で1度進級審査に落ちていますが、落ちたときに足りないと思った部分はここでした。
落ちるまでは毎週の課題を次のレッスンまでに仕上げるだけで、個人的なスキルアップはほとんどしていませんでした。
これは正解かわかりませんが、僕が感じたのは、本科から研修科に上がるには基礎のほかに何かしら自分のウリが必要なのではないかということでした。
言ってみれば声優としての個性やタレント性みたいなところですね。
本科からは滑舌など最低限のことはできて当然。
それ以外の声優(演者)としての商品的な価値を見出さないといけなかったような気がします。
「声優としてこれだけはこのクラスの中で自分がNo.1」
そういったものを見つけて他にないものだとアピールする。
その力が必要だと僕は思いましたね。
他の養成所に行く
ここまで日ナレで続けていくことを前提に書いていきましたが、もし日ナレのレッスンが合っていないなと感じた場合は他の養成所に行くことも視野に入れてみるのもいいかもしれません。
日ナレは研修科に上がるまでは舞台演技が中心のレッスンになります。
個人的には演技の基礎として舞台演技から教わるのは悪くないと思いますが、どうしても声優らしさを感じるレッスンになっていないのも事実かと思います。
また地方の養成所などは現役で活躍している声優の方が講師をしたり、レッスンの特別講師などに来てくれることも少なかったりします。
それによってモチベーションが下がってしまうなんてこともあるかもしれません。
そういったことでモチベーションの維持が難しい場合は早い段階でマイク前での演技ができたり、現役の方が講師をやっている他の養成所に行くのもアリかと思います。
声優は何も日ナレ出身者だけではありませんからね。
プロになった声優でも日ナレではダメでしたが、ほかの養成所に行って花開いた方もいたりします。
もし日ナレが合わないなと感じたなら他の養成所も視野に入れるのはありかと思います。
僕が日ナレ以外でオススメするならこちらの2校になります。
代々木アニメーション学院 |
夢を夢で終わらせない!アミューズメントメディア総合学院 |
どちらも今も一線で活躍するプロを輩出しており、実績もある養成所です。
思い立ったらすぐに動くことも明日の自分を変える大きな一歩です。
少しでも気になったなら資料請求は無料なので取り寄せて見比べてみるのもありかと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ということで「進級審査に落ちた人がやるべきこと」という記事でした。
僕も進級審査に落ちたときは本当に落ち込みました。
しかしこの記事を最後まで読んだということは前を向くことはできている段階かと思います。
とにかく今日の自分より明日の自分のほうが成長していると思える日を作ることが大事です。
声質や容姿といった生まれ持った才能ももちろんありますが、努力や考え方次第でも声優という夢は掴める可能性は必ずあります。
がんばってください。
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