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日ナレに7月から入所しても大丈夫?、4月生と7月生の違いなどを元日ナレ生がお伝えします

ご存じの方もいるかと思いますが、日ナレには4月と7月、年2回入所するタイミングがあります。

基本的に多くの日ナレ生は4月から入所しますが、4月以降に声優養成所に通いたいと思った方のために設けられているのがこの7月からの入所制度となっています。

今回は、その7月に入所したい場合に疑問に思うであろうことをこの記事で元日ナレの僕がお答えしていこうと思います。

・4月生と7月生の違いって何?

・7月から入所しても大丈夫?

・クラスはどういう風に振り分けられるのか?

・4月生と比べて進級審査に不利になったりしないか?

・結局4月と7月ならどっちで入所したほうがいい?

などがこの記事を読むことによってわかるかと思います。

それでは、いってみましょう。

目次

4月生と7月生の違いって何?

4月生と7月生で大きく違うのは入所金とレッスン回数になります。

入所金は表にすると以下のようになります。

入所金 受講料
4月生 10万円 20万円(週1クラス)

36万円(週2クラス)

30万円(週1クラス)

46万円(週2クラス)

7月生 15万円(週1クラス)

27万円(週2クラス)

25万円(週1クラス)

37万円(週2クラス)

 

クラスにもよりますが、およそ5~9万円は4月生より安くなります。

進級審査のタイミングは4月生と一緒なので実質3か月分のレッスン料を免除されているということですね。




7月から入所しても大丈夫?

ここでは7月から入所する人が疑問に思うであろうことをまとめてみました。

クラスはどう振り分けられる?

地方校の場合は基本的には4月生のクラスにそれぞれ振り分けられるようになっています。

時間帯にもよりますが、およそ1クラスに1~5人くらいが同じ7月生として入所してくるかと思います。

首都圏の場合や7月生が多い場合は7月生のみで1クラスが作られる場合もあるそうです。

いずれにしろ、簡単な自己紹介は必要ですので入所が決まった場合は何か考えてからレッスンに臨むといいかと思います。

4月生と比べて進級審査に不利になったりしないか?

結論から言うと、進級審査においてはまったく不利にはなりません。

というのも4月からこの7月までは4月生も基礎的な発声練習しかしてないからです。

講師によっては1人ずつ「笑い、泣き」や「暑い、寒い、痛い」などの演技を30秒やってもらうといったレッスンも入ったりしますが、台本演技などはこの時期まではしていないのが一般的かと思います。

多少の滑舌の良さなどの違いは出ても7月入所以降、毎日しっかり滑舌練習していれば差はすぐに埋めることはできます。

4月生も多くは演技初心者だったりします。

役者として必要な演技力は4月生と同じタイミングで学ぶことになるのでしっかりがんばれば進級審査がある頃には同じレベルや、それより高いレベルで勝負することが十分できるかと思います。




しいて上げる7月生が困るかもしれないこと

7月生がもしかしたら困るかもしれないことを上げるなら人間関係のことかもしれません。

4月生は3か月の間、他のレッスン生とコミュニケーションがとれています。

そのため、ある程度はコミュニティができていたり、友達同士になっている人もいるため少し他のレッスン生の間に入っていきにくいかもしれません。

 

ですが、最低限のコミュニケーションはとるようにしましょう。

これからあと9か月はともにレッスンしていく関係の人たちです。

同じレッスン生ですがライバルでもある人たちなので友達同士になれとは言いませんが、レッスン中に共同で演技をすることも普通にあります。

めんどくさがらず、嫌われない程度のコミュニケーションはとるようにしましょう。

しかし7月から無理に入所する必要もない

ここまで読んでもらって元も子もないですが、元日ナレ生の僕の意見としては7月に入所するくらいなら来年の4月まで待ったほうがいいかと思います。

その理由を書いていきますね。




最初の3か月の経験はお金で買えない価値がある

上で入所金が安くなる話をしましたが、演技初心者には免除されるレッスン料以上の価値が最初の3か月にはあるのかなと個人的には思っています。

僕も当時そうでしたが、演技初心者は人前で大きな声を出したり、多くの視線に注目されることに慣れていない人が多いと思います。

それを最初の3か月レッスンに通うことで多少は慣れたり恥ずかしさを克服できたりします。

その他の緊張感やレッスンでの独特の雰囲気はお金で買えたりするものではありません。

そういう意味ではこの3か月はお金以上の価値があるのかもしれませんね。

下準備をして他のレッスン生に差をつけることができる

あと個人的には入所前の下準備を今からじっくりできるというメリットが大きいから7月入所はやめたほうがいいと思ってますね。

声優養成所の実態であったり、業界、演技方法について今からゆっくり学ぶことができ、4月にスタートで他のレッスン生より差をつけることができます。

最初のインパクトで講師にこの生徒は違うなと思わせることは結構重要で、講師によっては露骨にレッスン生への扱いが変わる人もいたりします。

また他の声優養成所をじっくり見ておくこともできます。

 

日ナレは通うとしたらほとんどの人は基礎科からはじめることになり、研修科に上がるまではマイクの前で演技を行うことがほぼなかったりします。

これがなかなか合わないという人も中にはいたりします。

そこでこの期間に他の養成所のレッスンの様子も見ておくことができたりします。

そのレッスンを肌で感じ、自分に合う養成所を探してみるのも手です。

僕も日ナレに入る前はいろいろな養成所を見学してきました。

最終的に日ナレを選びましたが僕が実際に見た養成所で他に良さそうと思った養成所をご紹介しておきます。

代々木アニメーション学院



夢を夢で終わらせない!アミューズメントメディア総合学院

どちらも今も一線で活躍するプロを輩出しており、実績もある養成所です。

資料請求は無料ですのでとりあえず請求して見比べてみることもオススメします。




まとめ

今回は日ナレの4月生と7月生の違いをご紹介しました。

7月に入所しても4月生とは差がついたりすることはそんなにありませんが、どうせなら4月生として来年に入所するほうがメリットがあるということがおわかりいただけたかと思います。

何かよっぽど日ナレへ急いで入りたい理由があれば別ですが、ない場合はじっくりいろんなことを調べて自分のスキルアップをしてみる期間にあててみましょう。




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