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声優になるには大学生からじゃ遅いのか?実際に養成所(日ナレ)に通っていた僕なりの考えをお伝えします

 今回は、

声優になるには大学生からなるのは遅いのか?

というテーマで書いていきます。

・声優になりたいと思ったけど大学生になってから目指すのは遅いのか?

・養成所に入ったとして学業と両立できるのか?

・現在高校生で大学生になって通うとしたらどんな準備をしておけばいいのか?

今大学生、あるいは近々大学生になる予定で、声優になりたいと思った人は、きっとこんな考えが頭にあるかと思います。

そこでこういった疑問に声優養成所に通っていた僕がお答えしていこうかと思いますのでぜひ参考にしてみてください。

それではいってみましょう。

目次

声優になりたいと思ったけど大学生になってから目指すのは遅いのか?

結論から申し上げますと、大学生から目指しても全く問題ありません。

基本的にはどの事務所も所属してプロの声優になるまで3年くらいは養成所に通ったり、預かりと言う形で鍛錬を積みます。

大学生の現役年齢19~22歳から通うとして、およそデビューまで22~25歳くらいと新人声優としてはそれでも年齢は下のほうになります。

現在第一線で活躍する声優の方々の年齢が28~35歳くらいの人で固まっていることからも25歳はまだまだ若手ということがわかるかと思います。

また18歳以上ということである程度は大人扱いできる年齢なので、仕事にも制限が少なく、事務所側も欲しくなる年代にもなります。

以上のことから大学生から目指すのは決して遅くないので気にしなくていいですよ。




実際声優養成所には大学生も多い

声優養成所には実際どんな年齢の人が多いかも気になるかと思います。

あくまで僕が声優養成所に通っていたときの体感だと、

通っているコースや曜日なんかにもよって多少の偏りはありますが大学生が1番多かったですね。

また社会人、あるいはフリーターの方も含めれば現役大学生の19~22歳になる年齢の方が多く、この年代が半分以上は占めている印象でした。

大学生から入所しても年齢で浮いた存在になるなんてことはないのでその辺は気にしないでいいかと思います。

養成所に入ったとして学業と両立できるのか?

これに関しては学年、あるいは学部、環境で変わってくるのかなと思います。

学業と両立するのは難しそうなものをまとめると、

・単位を1~2年である程度取っておく場合

・医療系などの実習や研修で長期間レッスンに通えなくなる学部

・生活のためにアルバイトも必要な場合

順番に見ていきましょう。




単位を1~2年である程度取っておく場合

大学生になると卒業までに必要な単位というものがあります。

基本的にはこの単位を卒業まで自分で計画してとらないといけません。

基本的には1~2年のうちにこの単位をとろうとするため、意外とこの期間は忙しかったりします。

週1、2の養成所なら不可能ではないですが、週3日以上のレッスンになるとどちら集中できす、中途半端な結果になってしまう可能性が非常に高くなります。

解決策として、

・まずは週1のレッスンに通い、単位に余裕ができたら週3に通う

・単位をとりきる、あるいは余裕ができてから養成所に通う

このどちらかを選びましょう。

医療系などの実習や研修で長期間レッスンに通えなくなる学部

資格などを獲る学部の場合、長期の実習が必須のものもあります。

1日、あるいは1週間くらいの実習ならまだ大丈夫ですが、月に何度も行ったり、長期で行く場合は難しくなってくるのかなと思います。

県外に行き、住み込みで実習なんてこともありますし、そういった場合はレッスンの課題や、自己練習をする場所や時間にも困ることになります。

レッスンではグループで1つの演技をやるなんてこともありますので他のメンバーにも迷惑がかかるり非常に難しいかなと思います。

こういった場合は、

・わりきって在学中は演技を勉強するためだけに週1のレッスンに通い卒業後本格的に勝負する

・サークルで演劇部があればそこで演技を勉強し卒業まで養成所はやめておく

という考えがいいのかなと思います。

基本的に資格をとるということは将来のリスクを考えてのことだと思います。

その考えは素晴らしいことですし、まずはそちらを優先しましょう。




生活のためにアルバイトも必要な場合

自分のおこづかいのため、あるいはレッスン代ためのアルバイトならまだいいですが、生活費のためのアルバイトとなると厳しいのかなと思います。

この場合、毎月決まった金額は欲しいと思うのでシフトを減らすこともなかなかできないと思います。

学業とレッスンは1日の時間をかなりとられることになります。

そこにアルバイトも生活費の補填でやっているとなるともうレッスンにただ通うだけという状態になってしまう確率が非常に高くなります。

レッスンは課題も出たりします。

その課題もレッスン外の時間を使って仕上げていくことになります。

それに加え、日々の自主練や演技の勉強を怠らずにやることも必要になりますのでよほど時間を有効に使わない限りは無理なのかなと思います。

この場合は、

・社会人になるまでは養成所に行くのはやめておく

・大学に行く目的がないのならいっそ辞めて社会人として働きながら養成所に通う

という考えがいいのかなと思います。

中には親に大学は卒業しておきなさいと言われている場合もあるかと思います。

その場合は卒業するまで我慢するしかありません。

上にも書きましたが、時間に余裕のない状態で養成所に通うのはただ通っているだけの状態になり、お金をドブに捨てるようなものです。

その間にアルバイトができるなら後に行くレッスン代を稼いだり、演技や業界ことがわかる書籍などを買ってみるのがいいかと思います。

高校生で大学生になってから通うとしたらどんな準備をしておけばいいのか?

最後に現在高校生の方に向けて大学に進学したら養成所に通う場合にやっておくといいことを書いておこうと思います。

この記事を読んでいる時期にもよりますがまだ大学生になるまで期間がある場合は、

・外郎売りを練習したり声優業界のことを調べておく

・可能なら演劇部に入って演技に慣れておく

・ボイトレに通う

こういったことをやっておくといいでしょう。

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まとめ

今回は『声優になるには大学生からなるのは遅いのか?』というテーマで書いていきました。

大学生になってから養成所に通うことは遅くはなく、それより通っているときの自分の状況をよく考えたほうがいいということがわかっていただけたかなと。

大学生の場合はとにかく時間をうまく使って夢に向かってがんばっていきましょう。




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