仕事関連

ネットカフェのバイトは楽なのか?それともきついのか?現役ネットカフェ店員がお答えします

今回は、

ネットカフェのバイトは楽なのか?それともきついのか?

というテーマで記事を書いていきます。

 

ネットカフェでのアルバイトはイメージだと暇そうと思うかもしれませんが、ネットで調べてみるときつい、忙しいなどの意見も出ており、本当のところどうなんだろうと気になっている方もいるかと思います。

 

そこで今回は現役で大手のネットカフェで働いている筆者がその疑問にお答えしようと思います。

アルバイトでネットカフェを検討している方の参考にもなるかと思いますのでぜひお読みください。

それではいってみましょう。

 

忙しさは店舗と時間帯によって差が出る

先に結論を言いますと、

楽かきついかは店舗と時間帯で異なる

ということです。

より細かく見ていきましょう。




店舗の立地によって異なる

全体的な忙しさは店舗の立地によって大きく異なるかと思います。

 

簡単に分類すると駅前や繁華街の店舗はきつく郊外にある店舗は楽なことが多いといった感じです。

 

僕の勤務している店舗は繁華街のため休日はもちろんのこと、平日も勤務中は動きっぱなしなことが多かったりします。

しかし応援で行ったことのある郊外の店舗は入退店自体が少なく、落ち着いた雰囲気で働けるような感じでしたね。

 

これは恐らくコンビニのアルバイトも同じで、人が多い立地のところは利用する人自体が増えるため当然忙しくなるということですね。

 

時間帯によって異なる

また時間帯によっても忙しさは異なります。

 

特にランチなどをやっている店舗は昼時になると飲食店並に厨房が忙しくなります。

 

オーダーが止まらない場合もあり、それにプラスして定時業務もこなさなければいけないので、平日でも休日並の忙しさになったりします。

ある程度順序だててできるベテランの方でないとオーダーに追いつかないなんてこともありますね。

 

逆を言えば、深夜勤務ならこういった厨房の忙しさもなく、入退店も少ないため肉体的な疲労はほとんどないと言っていいと思います。

 

深夜でも人員や店舗システムによってはきつい場合もある

ただ深夜の勤務でも人員や店舗システムによっては忙しいところもあります。

 

深夜は入退店が少ない分、トイレやシャワーなどの完全清掃、新刊入荷の処理などを主な業務としています。

 

基本的に平日でも2人以上で勤務する場合が多いですが、セルフレジで入退店できる店舗はワンオペを実施している店舗もあったりします。

2人では楽にこなせる業務も1人になると急に忙しく感じるといったことですね。

 

・退店後のブースの清掃

・定時業務

・食事の提供

こういったことを1人でこなすことになるのできつくなるということですね。




他にきついことはあるのか?

そのほかに楽かきついかを考えてみると、精神的にも楽かきついかの違いはあるかもしれません。

そういったことをまとめてみました。

 

不潔という意味で客層が悪い

ブースの清掃時に不快な思いをするのは間違いないと言っていいと思います。

 

失礼な言いかたかもしれませんが、ネットカフェを利用するメイン層が30~50代の独身男性のため、ブースをかなり汚していく人が結構いたりします。

人によっては毎回ゴミ屋敷を作り上げて退店していくお客様もいたりしますね。

 

さらに完全個室があるような店舗は強烈な悪臭がこもった部屋もあり、場合によっては吐き気を催すこともありますね。

 

特に宿替わりに長時間使っているお客様が多い、早朝勤務は汚れの酷いブースが多いので大変だったりします。

 

いろんな非常識を目の当たりにする

一般的な常識が通用しないお客様の相手をすることもあります。

・ただ世間話がしたいから呼び鈴を押してスタッフを呼び出す人

・「ワードやエクセルの使いかたを1から教えてくれ」とネットカフェをパソコン教室と勘違いしている人

・チェーン店なのにツケが効くと思い込んで利用する人

こういった非常識なことなのに対してお断りしたり注意すると怒り出す人がいます。

 

ちなみに上の事案は僕が経験した実話で、ツケの人は警察沙汰にもなりましたね。

 

ここまで大きく問題になることは少ないですが、小さなことで非常識を目の当たりにすることはかなりあり、ストレスが溜まることが多いかと思います。




ただ他のバイトよりはやっぱり楽

ただ僕は他の飲食店などでもアルバイトしたことがありますが、それに比べればネットカフェのアルバイトは楽という印象はありますね。

 

特に慌てて仕事をやらなければいけない場面が少ないのはいいかと思います。

清掃などで多少急いでやらなければいけないときもありますが、基本は自分のペースで仕事をしていればいいのは魅力で楽な要素かと。

 

飲食店はランチとディナーの時間になると全員が汗だくで動き回らなければいけないことが多く、臨機応変にやらなければいけない場面も出てきます。

 

ネットカフェも土日やランチの時間帯は厨房が忙しいですが、やはり飲食店の厨房に比べれば調理も簡単で、オーダーの数もマシという印象はありますね。

 

人間関係では苦労することはあるかもしれません。

しかしそこは運ゲーみたいなものなので、少なくとも肉体的な疲労度で見ると他のバイトよりは楽なのかなと思います。

 

まとめ

ということで今回は、『ネットカフェのバイトが楽なのか?きついのか』というテーマで書いていきました。

・駅前や繁華街の店舗は忙しいが郊外の店舗は楽

・深夜は基本楽だが、ワンオペなど店舗の方針などで忙しく感じる場合もある

・ただどちらにせよ他のアルバイトよりは楽

こういったことがおわかりいただけたかと思います。

アルバイト選びの参考にしてみてください。