プロ野球を観る場合、基本的に専門の動画中継サービスに契約しなければなりません。
プロ野球動画中継サービスとなると「DAZN」と「スカパー」の2つが有名で、多くのファンはこの2つのどちらかで契約し、中継を観ています。
しかし、どちらにどのようなメリットがあり、どちらを契約すればいいかわからない方もいるかと思います。
そこでこの記事ではどちらも契約したことがある筆者が2つのメリットやデメリットの比較を書いていこうと思います。
この記事を読めば、
・DAZNとスカパーのメリットとデメリット
・環境面で選ぶならどちらを契約すればいいか
・好きな球団で選ぶならどちらを契約すればいいか
こういったことがわかるかと思います。
それではいってみましょう。
簡単な違いと選ぶ基準
結論から言うと、快適に観るならスカパー、不便でも価格を抑えたいならDAZNを選んだほうがいいということです。
下に比較表や独自コンテンツを載せておきますが、おおまかにはこの2つの違いでご自身の目的に応じて選ぶといいということですね。
スカパー:12球団すべての球団の主催試合が観れるが、DAZNより料金が高い
DAZN:料金がスカパーより安いが、不便なところ(特にセ・リーグファン)が多い
ということが簡単な違いとなっています。
次からは比較表や独自コンテンツなどを紹介していきます。
【スカパー!】お申込みから約30分で見られます! |
比較表
まず2つの主な比較を表にしてみましたのでご覧ください。
DAZN | スカパー | |
配信球団 | 11球団主催試合(広島以外) | 12球団すべての主催試合 |
料金 | 月額3700円(年間契約で一括払いなら30000円or月々払いなら36000円【月3000円】)
※2024年2月14日から月額4200円へ値上げ ※2024年2月1日から「BASEBALL」プラン(年間契約のみ)月々2300円開始 |
月額4483円(プロ野球セット) |
録画 | 不可 | 可 |
端末 | PC、スマホ、テレビ、FireTV | PC、スマホ、テレビ、FireTV(一部「SPOOX」とスカパーID連結必須) |
配信方法 | インターネット | インターネット、CS・BS放送 |
見逃し配信 | あり | あり |
DAZNは2024年2月から料金が4200円に値上げだが新プランも登場
2024年2月14日からDAZNは月額料金を3700円から4200円へ値上げとなります。
スカパーが月額4483円ということで、価格が283円しか変わらないことになります。
ですが、2024年2月1日から新たに「BASEBALLプラン」を追加することが発表されました。
プロ野球全コンテンツ(広島東洋カープ主催試合及びその他一部試合を除く)が視聴できるもので、年間プランのみを用意し、月々払いは2300円(年間27600円)となっています。
プロ野球だけを観るだけならBASEBALLプランはお得か?
プロ野球は3月下旬~10月下旬まで(CS、日本シリーズを含めた場合)の期間がシーズンとなっています。
仮にシーズン中のみ契約して観ると仮定する場合、8か月の契約となるので通常プランの場合は月額4200円×8か月となります。
4200×8=33600なのでプロ野球だけを観る場合は「BASEBALLプラン(年間27600円)」がお得となりますね。
スカパーの8か月契約と比べても4483×8=35864となり、BASEBALLプランは8264円お得となっています。
その他独自コンテンツや細かな違い
その他、各媒体の特徴をまとめてみました。
DAZN
・阪神主催試合は観られるが5~10分くらい遅延が発生
・中日主催試合の対巨人戦は観られない
・巨人には「GIANTS-INSIDE-」というDAZN独自の番組がある
DAZNでは上の特徴があり、スカパーと比べると中日・阪神・巨人の試合でも少しデメリットがあります。
広島の主催試合が観られないことも含めるとセリーグのチームの試合を主に観る場合は何かしらデメリットがあるということになります。
・DAZNでプロ野球が見れない球団はどこ?広島戦が見れないのはなぜ?理由を調べてみました【うざいとの声】
ただ巨人ファンにはメリットもあり、「GIANTS-INSIDE-」という特別番組が配信されています。
この番組では巨人のシーズン中のベンチの裏側や選手にスポットを当てた特集などが組まれており、巨人ファンの方ならメリットの1つになるかと思います。
・DAZNで阪神戦が遅延する理由はなぜ?価格はスカパーのほうがお得?調べてみました
スカパー(プロ野球セット)
・「プロ野球ニュース」というその日のプロ野球の結果が詳しく見られる番組がある
・プロ野球関連の特別番組も複数ある
・日本人選手が出場しているMLBの試合が観られる
スカパー(プロ野球セット)は上の特徴があり、12球団すべての試合が観られるほか、「プロ野球ニュース」が野球ファンにとって大きなメリットかと思います。
セット内にある「フジテレビONE」のチャンネルで放送されており、その日の試合結果を映像付きで1試合ずつ見ることができる番組となっています。
その他ソフトバンク、巨人、阪神、ヤクルトも球団独自の番組を持っており放送しています。
またMLBも日本人選手出場試合は優先的に放送されており、この辺も野球ファンには大きなメリットかと思います。
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比較からDAZNとスカパー、どちらを選べばいいかの基準
以上の比較から2つの大きな違いは、
・価格が違う
・贔屓球団にデメリットがあるかないか
・録画ができるかどうか
となっています。
逆に共通しているところは、
・見逃し配信あり
・ネットが繋がればスマホやPCで観られる(スカパーは登録時にテレビかレコーダーのB-CASカードの番号が必要)
・独自番組がある
となっています。
このことからDAZNとスカパーどちらで契約するか悩んでいる場合、基本的には価格と応援している球団の違い(+独自コンテンツのメリット)で選ぶといいかと思います。
DAZNと契約したほうがいい場合
DAZNと契約したほうがいい場合は、
・価格を安く済ませたい場合
・パ・リーグファン
・GIANTS-INSAIDE-が見たい
となっています。
スカパーと比べてDAZNの最大の強みはやはり価格かと思います。
上にも書きましたとおり、スカパーより年間8264円お得となっているため安さだけで選ぶならDAZNがいいかと思います。
また、パ・リーグファンには中継でのデメリットもないためDAZNがオススメとなっています。
(ただし2024年はオリックス・日本ハム・ロッテは交流戦の広島戦がアウェイとなるため3試合観れない)
スカパーと契約したほうがいい場合
スカパーと契約したほうがいい場合は、
・セ・リーグファン(特に広島ファンはスカパー一択)
・MLBも観たい場合
・「プロ野球ニュース」など野球関連番組が見たい
となっています。
まずDAZNではホームゲームが観れない広島のファンの方はスカパー以外選択肢がないと言っていいですね。
またその他のセ・リーグファンもDAZNでは下記のデメリットがあります。
DeNA | 阪神主催試合は5~10分ほど遅延が発生、広島主催試合が観られない影響で年間10試合近く観られない |
ヤクルト | |
阪神 | |
巨人 | 阪神主催試合は5~10分ほど遅延が発生、中日主催での巨人戦、広島主催試合が観られない影響で年間20試合近くが観られない |
中日 |
広島以外のセ・リーグファンの方はこのデメリットをDAZNとの価格差である年間差額8264円分上乗せしてデメリットをなくすかどうかがスカパー契約の判断材料の1つになります。
ですが、他にも「プロ野球ニュース」やMLB中継や野球関連の番組が観られることも含むとセ・リーグファンはスカパーを選んだほうがいいかと個人的には思います。
大谷翔平選手が出場する試合はだいたい中継され、野球関連番組もおもしろいものが多いからですね。
個人的には野球関連番組では「マサNOTE」とかおもしろくてオススメです。
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まとめ
まとめると以下の判断で契約するといいかと思います。
DAZN | ・価格を安く済ませたい場合 ・パ・リーグファン ・GIANTS-INSAIDE-が見たい |
スカパー | ・セ・リーグファン(特に広島ファンはスカパー一択) ・MLBも観たい場合 ・「プロ野球ニュース」など野球関連番組が見たい |
DAZNがスカパーより安いですが、デメリットも多いということですね。
スカパーとはこのDAZNのデメリットを価格差である年間差額8264円分上乗せしてデメリットをなくすかどうかがで判断するといいかと思います。
もし、価格を気にしないならスカパーが快適に観られるのでプロ野球を観るならスカパーを選んだほうがいいでしょう。
加入月は0円ですし、とりあえず加入してためしてみるのもいいかと思います。
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スカパー、DAZNとどちらと契約しても持っておくといいのがこの商品。
テレビのHDMIに差し込みwifiに接続するだけでスカパーもDAZNも大画面で観られる素晴らしい商品で筆者も利用しています。
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