今回は、
・滑舌がよくなりたい
・何度も噛んでしまう言葉の対処法が知りたい
そういった悩みを持つ方に向けての記事となっています。
自分も養成所に入る前は滑舌が悪いほうでした。
ですが、それから滑舌の改善方法の本を読んだり講師の方にいただいたアドバイスなどでほぼ噛むことはなくなりました。
今回はその過程でこの技術や知識は使えるというものをご紹介していきます。
ではさっそく見ていきましょう。
滑舌を良くする基礎的なこと
滑舌を良くするには簡単にできることとして2つのことがあります。
- 口を大きく開けることを意識
- 腹から声を出す
この2つです。
順に意識することを見ていきましょう。
口を大きく開けることを意識
口を大きく開けないと声量も小さくなり、舌も回らないため聞きとりにくくなります。
試しに「こんにちは」というワードを口をなるべく開かないで言ってみてください。
「んちぇ」みたいな何言ってるかわからない言葉になってしまうかと思います。
そういった意味で口を大きく開くことは言葉を正しく伝えるために必要なので意識しましょう。
腹から声を出す
これは大きい声を出すのにも必要なことですね。
また口先と喉だけで発声していると声もすぐ枯れてしまうのですが、腹から声を出していると声が枯れにくくなる利点もあります。
高めの声も出しやすくなりますのでカラオケなどで意識するとハイトーンが出しやすくなるのでぜひ試してみてください。
練習問題
ただこれらを意識しても難しい言葉もあったりします。
僕が養成所時代に難しくてよく噛んでた例文をご紹介します。
・あぶりカルビ×10回(早口で)
・俺の故郷はコロラドだ、コロラドだぞ、コロラドだ
多分ほとんどの人が噛むであろう言葉になっています。
このような「ワード自体が読みにくい言葉」があったりします。
次からはそういったワードに対する対策法をご紹介したいと思います。
何度も噛んでしまう言葉の対処法
そんなワードに対する対処法は、
読んでみてミスした部分を強調するように読む
ということです。
これだけで実はだいたい対処できてしまいます。
もっと具体的に言うと、
・1回ミス前提で発声してみてどこで噛んだか確認
・そこをちょっと強めに言うイメージでやってみる
これだけでだいたい対処できます。
わかりやすい例だと「きゃりーぱみゅぱみゅ」って普通に読むと噛む人の方が多いかと思います。
しかし大山のぶ代さんの時のドラえもんの声マネで道具を出す時みたいに「きゃりーぱみゅぱみゅ〜」って言うと簡単に言えます。
これは多くの人が噛んでしまう「ぱ」を強調して発声することができるからなんですね。
また上で出題した言葉をみてください。
・俺の故郷はコロラドだ、コロラドだぞ、コロラドだ
このコロラドの言葉は赤い部分を強調することを意識して発声すると最初のときより噛まなくなりませんでしたか?
早口でもない言葉を噛んでしまう対処法は噛んだ部分を強調するということを覚えておいてください。
まとめ
「滑舌を良くする基礎的なこと」→口を大きく開けて腹から声を出すことを意識する
「何度も噛んでしまう言葉の対処法」→噛んでしまう場所をチェックしてそこを強調する意識で読んでみる
みなさんのお役に立てたなら嬉しい限りです。
では。
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