今回は、
「滑舌が悪い原因と対処法を知りたい」
「何度も噛んでしまう言葉の対処法を知りたい」
そういった悩みの対処法をお伝えしていきます。
突然ですが今のあなたは次の言葉を噛まずに言えますか?
・あぶりカルビ×10回(早口で)
・俺の故郷はコロラドだ、コロラドだぞ、コロラドだ
なんのこっちゃと思った方もいるかと思いますが個人的に苦手でよく練習した言葉です(笑)
多分ほとんどの人が噛むであろう言葉になっています。
声優になると決めた以上、滑舌は一生気にしていかなければいけないことです。
この記事を書いている僕は、日ナレで4年間過ごして研修科まで行った過去があります。
僕も入所当初は滑舌が悪い方で、苦労しましたが少なくとも研修科まで行けるレベルには良くなりました。
今回の記事はそんな僕がやってみた滑舌改善方法を中心に先ほどの言葉を絶対噛まなくなる方法を伝授します。
この記事を読み終わったらそれだけで今の自分より良くなっていることを保証しますので是非最後までお読みください。
滑舌が悪い原因と対処法
何度やっても噛んでしまう言葉ってありますよね?
多くの人が苦手にするのはやはり「さ行」と「ら行」かと思います。
プロでも得意な人はあまりいないそうです。
でも対策を知っておくだけでミスはかなり減ります。
個人的にこれだけ気をつけておけばほぼ噛むことはなくなったことを紹介していきます。
口を大きく開けることを意識
まず滑舌が悪い人の共通として口だけで発声するということですね。
EXILE系列のボーカルの歌声みたいな口でこねくり回すしたような発声って言えばわかりますかね(笑)
EXILE系列好きな人いたら軽くディスってごめんなさい。
そんな人の対処方は口を大きく開けることを意識するということ。
口を大きく開けないと声量も小さくなり、舌も回らないため聞きとりにくくなります。
まずは口を大きく開けることを意識しましょう。
腹から声を出す
これは大きい声を出すのにも必要なことですね。
また口先と喉だけで発声していると声もすぐ枯れてしまうのですが、腹から声を出していると枯れにくく高めの声も出しやすくなりますので腹から声を出すことは無意識にできるようにしておきましょう。
自分の声に1本の棒が入ってるイメージを持つ
自分のイメージ的なことで書いてるんで少しわかりにくいですかね?(笑)
ドラえもんの「コエカタマリン」って道具のようなイメージを想像してともらえばわかりやすいのかな?
とにかく自分の出した言葉に1つの芯や棒を入れるイメージで発してみてください。
力強さが増し、聞き取りやすくなると思います。
最初に出題した言葉をみてください。
・あぶりカルビ×10(早口で)
この言葉、口を大きく開いて発声するとだいぶ噛みにくくなりませんか?
早口などのまくし立てる言葉は口の開きと腹からの発声でだいぶ改善することができます。
何度も噛んでしまう言葉の対処法
これは結構簡単なんです。
読んでみてミスしたところに印をつける
ただそれだけです。
これだけで実はだいたい対処できてしまいます。
もっと具体的に言うと、
・1回ミスしてみてどこがいけないか確認
・そこをちょっと強めに言うイメージでやってみる
これだけでだいたい対処できます。
わかりやすい例だと「きゃりーぱみゅぱみゅ」って普通に読むと噛む人の方が多いかと思います。
しかし大山のぶ代さんの時のドラえもんの声マネで道具を出す時みたいに「きゃりーぱみゅぱみゅ〜」って言うと簡単に言えます。
これは多くの人が噛んでしまう「ぱ」を強調して発声することができるからなんですね。
また最初に出題した言葉をみてください。
・俺の故郷はコロラドだ、コロラドだぞ、コロラドだ
このコロラドの言葉は赤い部分を強調することを意識すると最初のときより噛まなくなりませんでしたか?
早口でもない言葉を噛んでしまう対処法は強調ということを覚えておいてください。
まとめ
「滑舌が悪い原因と対処法を知りたい」→口を大きく開けて腹から声を出すことを意識する
「何度も噛んでしまう言葉の対処法を知りたい」→噛んでしまう場所をチェックしてそこを強調する意識で読んでみる
今回は技術的なことの記事でしたがいかがだったでしょうか?
みなさんのお役に立てたなら嬉しい限りです。