今回は、
「声優養成所は東京と地方どちらへ通えばいいか?」
をテーマに描いていきます。
地方に住んでて声優目指したい人は必ずこの疑問が頭に浮かびますよね。
この記事を書いている僕は、声優養成所の「日ナレ」で4年間過ごし、研修科まで行った過去があります。
僕は地方で4年通いましたが、その4年間で同じクラスになった人が東京に転校したりもしてました。
今回はその人たちに話を聞いて東京のメリットがある程度わかりましたので自分の地方での経験を含めてこの疑問に答えていきたいと思います。
結論を言えば、なるべく東京校に通ったほうがいいということです。
理由を解説していきます。
地方と東京のそれぞれのメリット
地方のメリット
地方はライバルが少ない
個人的に思うメリットはこれ一択だと思います。
東京校に比べるとレッスン生が少ないのでライバルが少なく、ちょっと演技がうまければ突き抜けた存在になりやすいです。
言うならば野球名門校で2番手くらいの実力でも弱小校ならエースになる実力みたいな相対的に突き抜けた存在になりやすいということです。
講師のお気に入りになれればほぼ進級審査で推薦がもらえたりして自信になりますね。
自信がなかったり、落ち込みやすい性格の人なら地方に通うほうが個人的にはいいかと思います。
一応毎年進級審査後に東京へ転校などもできるので、まずは自分がどの程度できるかを試してみたい人は地方でもいいかもしれません。
東京のメリット
東京のメリットは3つあるのでそれぞれ解説していきます。
講師が現役の声優さんの場合がある
まず講師が声優として現役の一線で活躍している方が多いこと。
地方になると元ナレーターや元劇団員の講師が多くなるのでより詳しく「声優」という業界にコネを作れたり、情報を得られたりするのが大きなメリットかと思います。
マネージャーにレッスンをよく見てもらえる
マネージャーに自分のことを見てもらう機会が多いのも東京のメリットですね。
地方は4ヶ月に1回くらいしかマネージャーに見にきてもらえる機会がなく、顔を覚えてもらったりする機会が少ないのはデメリットになります。
劇団の公演がかなりある
これは東京校というより東京のメリットになってしまう部分もあるのですが、大なり小なり東京は劇団がかなりあり、ほぼ毎日どこかしらで生の演劇が見れたりします。
生の演劇を観るのはとても勉強になります。
また東京はバイト先などで劇団員の方がいる可能性が高く、そういった身近な先輩も作ったりしやすいため、アドバイスなどをもらいやすい環境なのもいいことですね。
まとめ
以上のメリットを踏まえるとやはり東京校に通ったほうがいいということがわかっていただけたかと思います。
東京に行ける資金がある、あるいは関東圏に住んでる人は間違いなく東京校に行くのがベストです。
また地方にいても結局実力を認められると東京の事務所に所属することになるのでいずれは東京に住むことになります。
大きな覚悟があるなら最初から東京に行ったほうが効率がいいので迷ってるなら東京に行きましょう。
今回は以上になります。