今回は、
「声優事務所に通っていて苦悩はあったか?」
というテーマで書いていきます。
僕は4年間日本ナレーション演技研究所という養成所に通っていました。
夢に向かってがんばることは楽しいことでもありますが、しかし同じくらい苦悩もありました。
今回はその苦悩の部分について触れていきたいと思います。
通っている間は自分の時間がなくなる
レッスン生になると、学生でも社会人でも同じですがとにかく時間がなくなります。
入所してレッスンがはじまると毎週のように何かしらの課題が出たりします。
それを1週間の中で観れるモノに仕上げるということをしなくてはなりません。
つまり学校に行く時間や働く時間以外はほとんど課題に時間を使うことになります。
趣味を楽しんだり、ゆっくりする時間などありません。
そういったことは苦悩の1つになると思います。
大学や専門学校ではないので通っていても将来的には意味のないもの
残酷な話ですが、養成所は大学や専門学校ではないのでプロの声優になれなければお金と時間を失っただけの無意味な現実が残されるだけになります。
特にフリーターとして通っていたら潰しもきかないので本当にムダなお金と時間を使っただけのものとなってしまいます。
そういったプレッシャーみたいなものを自分は感じていましたね。
進級審査に落ちたときはとても凹みます
日ナレでの話になりますが、進級審査に落ちたときはかなり凹みましたね。
正直言うと上の2つは夢のためならしょうがないとも思えていたので、すごい苦悩というわけではありませんでした。
ただこの進級審査に落ちたときは結構凹みましたね。
自分のやってきた1年をすべて否定されたような感覚になったり、もっとこの1年がんばれたんじゃないのかとかそういったことばかりしばらく考えていました。
結果的にこの落ちたことがもっと意識を高めるきっかけになったのでよかった部分でもあったのですが当時は絶望みたいなものしかなかったですね(笑)
以上、僕が通っていて苦悩を感じたことをあげてみました。
全体通して共通していることは時間に関する苦悩が多かったのかなと僕は思います。
とにかく時間に関わることで悩むよってことだけは理解しておいてもらったらいいかと思います。
今回は以上になります。