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声優養成所に通うのはムダなのか?〜お金編〜

 

今回は、

声優養成所に通うのはムダなのか?〜お金編〜

というテーマで書いていきます。

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前回記事で「声優養成所に通ってもムダなのか?」というテーマで書いていきましたが、その記事では『プロの声優になるためにはムダなのか?』という視点で書かせていただきました。

 

今回は「通ってもムダなのか?」を

「お金の価値で見たらムダなのか?」

という視点で見ていこうと思います。

 

「通ったとしてお金の部分で得をするのか損をするのか」

「養成所側からの視点」

そういうことをお伝えできたらなと思います。

それではいってみましょう。

 

目次

通ったとしてレッスン料に見合う価値があるのか?

単純な見方をすればほとんどの人は時間とお金をムダにするだけのものと言っていいと思います。

安くても入所金合わせて1年で30万円くらいで、高いところだと100万円近くかかる養成所もあります。

 

しかしこの金額を払ってプロの声優になれなければ残るものは何もありません。

資格をとれたり、就職に役に立つスキルが身につくわけでもありません。

10代〜20代の貴重な1年という時間も合わせれば100万以上のものを失ったと言っても過言ではないかと思います。

 

レッスン生になっても99%の人はその年、事務所の所属もとれず来年も養成所に通うか・辞めるかの二択を迫られる未来が待っています。

お金の意味だけで考えれば、ほとんどの人はドブに捨てただけになるのかなと思いますね。

 

養成所側からの視点

レッスン生の99%がこの金額を払いプロになれないということです。

養成所側のビジネスの部分を見れば、ぼろ儲けできる素晴らしいビジネスということになりますね。

悪い言い方すれば搾取と言ってもいいかもしれません。

 

しかし素人が夢の世界に挑戦できる場所でもある

かなり悪意のある書き方をしてしまいましたが、別の視点で見れば今まで何もしてこなかった素人が、夢に挑戦できる場所を与えてもらえるということでもあります。

プロ野球選手などのアスリートやバンドの楽器隊など、大人になってからなりたいと思っても子供からやっていないと可能性がゼロの夢と違い、30万円払うだけで可能性を見出すことができるとも言えます。

 

最近はプロの声優も売れっ子になっている人は子役上がりの人が多かったりします。

しかし学生や社会人から養成所に入って、売れっ子になったという人もたくさんいるというのも事実です。

入ってから何も教えない、プロの声優を育てていないという詐欺をしているわけでもなく、レッスン生には関連オーディションを含めた進級審査など平等にチャンスは与えられます。

そう考えればムダに思えない人もたくさんいるかと思います。

 

結局はその人の価値観次第

記事を書いて最後にこの結論では元も子もないですが、その金額に見合う価値を感じるのならばそれはムダではないというのが結論なのかと思います。

言ってしまえば興味のない人からすればスポーツ観戦、アーティストのライブなんかもすべて時間とお金のムダとも言えます。

生きていく上で出す必要のないお金です。

そこにその価値があるというなら、あなたの選択は正しいのでムダなのかと考える必要はないということですね。

 

今回は以上です。

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