今回は、
「声優養成所にはどんな人がいるか?」
というテーマで書いていきます。
僕は声優養成所の日本ナレーション演技研究所(日ナレ)に4年間通い、研修科まで行った過去があります。
その4年間でいろいろな人を見てきましたので今回は声優養成所にどんな人がいるかをお伝えしていこうかなと思います。
養成所に入りたいけどどんな人がいるかわからなくて不安という人には参考になるかと思います。
それではいってみましょう。
基礎科は本当にいろいろ人がいる
僕の通っていた日ナレでは募集年齢の制限が広いためか、いろいろな人がいました。
どんな年齢層の人が多いか
体感的に1番多いのは大学生で、特にその年に1年生になった人、つまり19歳の人が多かったですね。
通う曜日によっても変わると思いますが、基本的には大学生か社会人の19〜22歳くらいまでの人が多いのは間違いないかと思います。
一般的な常識を持っている人が多い
失礼な言い方ですが、世間的には声優養成所に行くような人は現実を知らない頭の弱い人なんて認識をされています。
ですが、僕が通っていたときの基礎科は意外と一般的な常識を持っており、協調性のある人が多かったですね。
これは推測でしかないですが、入所試験で一般的に見てヤバそうな人は足切りされるからなのかなと思います。
それでもクラスに1人2人はクセのある人がいる
その入所試験をどうやって潜り抜けてきたのかわかりませんが、どうしてかクセのある人は1人2人はクラスにいることがあります。
僕の通っていた基礎科のクラスにもクセのある人はいました。
その彼はとにかく空気が読めなく、直接は誰も言いませんでしたが、嫌がられていましたね。
このクセのある彼の話は書いてたらかなり長くなってしまいましたので1本の記事にしてまた後日アップしますね。

別のクラスだった基礎科のレッスン生に聞いてもそんな感じのクセがある人はいたと言っていたので1人2人は必ずいると思ってもいいでしょうね。
本科以上になるとほとんどそのような人はいなくなる
ただそういった人は基礎科の進級審査で落ちていることが多いため、本科以上になると真面目でコミュニケーションがちゃんととれるような人ばかりになっていましたね。
あと体感的な話ですが、基礎科は接していると、
・チヤホヤされたくて声優になりたい
・有名になりたいからとりあえず声優にでもなろうかな
って感覚でいるような人が多く、本科以上になると、
・一種の資格試験をとりにきたような緊張感を持った人
・本当に演技が好きで、その延長線に声優への道があると認識している人
・ガチのマジで声優になりたい人
というタイプの人が多かった気もしますね。
余計な発言かもしれませんが、そういった目線で見てきていると、Twitterなどで声優志望と書いている人のほとんどは基礎科で落とされていたような人と似たような志の人が多いような気もしますね。
声優になりたいという軽いお気持ち表明や、自分のボイスをTwitterで毎日アップしてフォロワー同士でいいねを押し合うだけの自己満足。
そんなことより映画の1本でも観て演技の技術を盗むことに時間を使ったほうが今後のためになるとは思いますね。
今回は以上です。