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声の演技と舞台演技の違い

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今回は、

「声の演技と舞台演技の違い」

というテーマで書いていきます。

 

僕は声優養成所の日ナレに4年間通い、研修科まで行きました。

日ナレでは、

基礎科本科研修科事務所所属・預かり

という流れになっており、本科までは主に舞台演技を教わり、研修科になってようやくアテレコのレッスンをすることになります。

そんな舞台演技とアテレコという2つを経験した身として声の演技と舞台演技で感じた違いを僕の感覚になりますが書いていきたいと思います。

 

声の仕事のために舞台演技を学ぶことは必要だったか

まず声の仕事に舞台演技を学ぶことは必要だったのかを考えると、

「基礎的には必要だと思ったが、別の技術も必要になってくる」

というのが僕の感覚でしたね。

 

似てるようで似てない部分が多い

同じ演じるという仕事ですが、その表現方法はまた別物という感覚が僕にはありましたね。

例えるなら野球、ソフトボールのようにぱっと見似たような競技ですが、細かいルールはそれぞれ違うといったような感じですね。

 

声の演技には声だけの演じ分けを求められる

舞台演技と絶対的に違うのは、

演者側は声だけで演じ分けをしなければならない

ということですね。

 

舞台演技は自分の表情、動きなど観ている側の視覚にも演技を訴えることができます。

しかし声優は声だけで訴えなければいけません。

 

例えば食べるシーンでも舞台演技は手に何か持ったような状態で口に手を近づけ頬張って、モゴモゴさせていれば「何かを食べている」ということは伝わりますが、声の演技はこれを声だけで伝えなければいけません。

 

特に食べているものが硬いものなのか、柔らかいものなのか、食べづらいものなのか、口に入りきらないものなのかなども声だけだと演じ分け方々がより細かく、難しくなっていきます。

アニメや吹き替えなど絵があるものはまだやりやすいですが、ボイスドラマなどはこの辺が想像の世界にもなってくるので特に難しく感じましたね。

 

声だけで演じ分けの技術があれば声の仕事はできる

ただ客観的に見て、アニメのアテレコもボイスドラマも滑舌がしっかりしており、声に表現をつける技術と引き出しがあればある程度はそれっぽい演技に見せられるということですね。

よく声優さんが泣きのシーンで声を震わせていても顔は真顔なんていうのをアテレコのドキュメントだったり作品のオフショットみたいなのでみたことありませんか?

ああいった感じで表情など関係なく、声が本気で泣いているように思わせることができればアテレコではプロの仕事としてOKなものなんです。

100円寿司のネタが本物でないように、それっぽい味ならOKということですね。

ちなみに100円寿司のマグロはアカマンボウが使われています(笑)

 

ただやはり演じるというのは舞台演技が基礎

ただ今活躍されてる声優さんで舞台演技の経験がない人はほぼいません。

これが何を意味しているかというと僕が思うにはやはり舞台演技が演技の基礎ということですね。

少し見方を変えれば、舞台演技のキャラを演じているのは自分ですが、その演じている自分に対して声をあてているのも自分と見ることもできます。

そういう見方をすればこのキャラに対してどういう声を出せばいいのだろうと考えたりすることになり、そこが声の仕事の基礎になってきたりしてますよね。

 

今回は以上になります。