
今回は研修科の話になります。
筆者の歩みの記事も残り少なくなってきました。
ここまで来たら最後までお付き合いください(笑)
本科と研修科の違い
なんと言ってもマイク前レッスンがあることですね。
本科までは舞台俳優として学んでいる感覚ですが、このマイク前レッスンはわかりやすく声優の演技を学んでいるんだなと思えますね。
マイク前と舞台演技は演じる技術が違う
演じるという意味では同じかもしれませんが、マイク前の演技は舞台演技とは別の技術が必要になり、1から覚えることだらけでしたね。
単純に難しさをお伝えすると、アニメとかでセリフを書き起こしてから消音にして口の動き対してそのセリフを感情を込めて声をあててみてください。
きっとそれだけで口パクからセリフが漏れていたり、感情があまり入らなかったりなどいろいろ難しさを感じるかと思います。
そういった演じるけど舞台演技とはまたちょっと違う技術を身につけていくのは大変だったりしましたね。
研修科のレベル
僕は1年しか研修科をやってないんで他のクラスではどうだったかは詳しく言えませんが、僕がいたクラスでは基礎科・本科のクラスで数人程度しかいなかったレベルのうまいなと思える人たちがクラスの半分近くいるような感じでしたね。
演技などの技術が劣っていても、容姿やコミュニケーション能力など人間的魅力だったり何かしら武器になりそうなウリは持っている人が集まっていました。
やることが増えた
養成所内で講師の方や基礎科・本科の方が見学に来る発表会みたいなものがあるんですが、そういった演目をすべて自分で考えて演じるようなものがあったりして今まで以上にやることが増えましたね。
本当に仕事以外の全ての時間を使ってやっていました。
ただその課題をこなすことに必死になっていて他のことのレベルアップや読書なんかの時間は本科のときより減っていましたね。

この記事で働きながら声優養成所に通えると書きましたが、ここまで来て本気で目指すなら時間の作れるフリーターになるのも選択肢としてはありかもしれません。
とにかく時間が欲しいと思うことが頭によくあったのは覚えていますね。

今回は以上です。