今回は、
「普段から気をつけてやるといいこと」
というテーマで書いていきます。
演者として普段から演技の技術を磨くことは必要ですが、それ以外で小さいことですが気をつけてやるといいことをまとめて書いてみました。
僕が講師から聞いたことや自分が思ったことでまとめてみましたのでぜひお読みください。
それではいってみましょう。
挨拶をしっかりする
基本ですが、挨拶はしっかりしましょう。
声優などの演劇業界は文化系に見えて体育会系の部分が強かったりします。
視界に入ったら必ず挨拶をする、目上の人を立てる、後輩の面倒を見るなど体育会系によくある縦社会の掟がかなり強い業界です。
もっと言えば横の繋がり、いわゆるコネも必要な業界で、ある意味自分の実力でそんな上下関係を覆せるアスリートより礼儀をしっかりしなければいけない業界かもしれません。
体調管理をしっかりする
先ほども書きましたがこの業界は体育会系です。
アスリートのように身体を鍛え、勝ち負けや記録を競うようなことはしませんが、演技も身体を動かし、スタイルを整えるための最低限の運動はしないといけないという意味では似ているところはあります。
また体調が悪いなりに仕事をこなすということが許される業界ではありません。
お金をもらって観せる演技には1%のミスも許されない最高の仕事を求められます。
体調が悪ければ表情も曇り、メリハリのある演技をすることなんかできず、その演技がミスとして捉えられてしまいます。
演劇はチーム競技に近いもので、誰かが穴を開けてしまうと変わりがすぐ務まるようなものでもありません。
この業界でプロを目指すと決めた以上は体調を崩すようなことはしてはいけません。
常に100%の演技をするため睡眠や食事には気を使いましょう。
常に新しいものに触れようとする
演者を目指した以上、勉強に終わりはありません。
そのときそのときの時代が作品の舞台に選ばれることもあり、そのときの常識が人間を作っていきます。
過去のことを知り、そのときどんな時代だったのか、どんなものが流行っていたのかなど一生かけても知ることができない情報量も演者は知ろうとしていかなければいけません。
そのときのリアルが必要だからです。
・スマホがない時代は待ち合わせはどんなことをして人を待っていたのか
・人混みでどのようにしてお互いを探していたのか
・目的地の情報や場所はどこで手に入れていたのか
これだけでも時代によってかなり変わってきます。
1つ1つを知ることがすべて演技の引き出しを増やします。
演者を辞めるか死ぬまで知識を蓄える意識を持っていきましょう。
今回は以上になります。