
前回の記事です。
前回は基礎科まで書きました。
今回は、本科の話中心です。
本科では語れることが多いので何回かに分けて書いていきますね。
それではどうぞ。
基礎科から本科に上がって感じた違い
周りのレベルが上がった
基礎科と本科の違いを1番感じたのはやはり周りのレベルが上がったことですね。
僕が経験した基礎科では圧倒的にうまいと思った人は1人だったのに対し、本科では4人そう思える人がいました。
周りの平均値も上がっており、見るからにダメという人はもういなかったですね。
レッスンの違い
まず基礎科と違い、最初から台本を使った舞台演技をやるということですね。
基礎的なことはできているという前提でとにかく実践をやるような感じでした。
ただ講師によっては基礎科とほとんど変わらず、滑舌練習をレッスンで毎回やるというスタイルをとる場合もあるそうです。
後々書きますが、僕は本科を2回経験しているんですが、その2回で違いを感じたことがありました。
それは演技に重きを置いている講師と、タレント性に重きを置いている講師の違いです。
基本的に舞台演技をやることは変わりませんが、1人の講師は1つの課題が区切りがついたらまたすぐに新しい舞台演技をやるのに対して、もう1人の講師はその合間に2人1組になって即興のテーマを出され、それについて語るラジオ風トークをやったりしましたね。
この辺は他のレッスン生に聞いたら基礎科でも似たようなことをやったりする講師もいたそうなので本科の違いとはまた別かもしれませんが、そういった違いもありました。
徹底した舞台演技
基礎科ではどちらかと言うと次々と新しいことをやって数をこなしていくスタイルで、駆け足で進んでいった印象がありますが、本科では1つの課題に対してじっくり向き合うことが多かったですね。
長くて3ヶ月くらいは同じ課題をやり続け、役の掘り下げや完成度を追求していくような印象を僕は受けました。
意味合いとしては役を理解する力をつけるためだったのかなと思います。
セリフを読んでいるだけでは理解できないことも自分が演じることで「あ、こういう気持ちでこのセリフを言ったのかもしれない」と気付き、微妙に立ち振る舞いを変えていったりとかそういうことがよくありました。
個人的な感想としてはちょっと飽きてくる部分もあったんですが、役に入っていこうという意識はこの本科の経験で変わりましたね。

今回は以上です。