今回は、
「演技初心者が陥ること」
というテーマで書いていきます。
僕は日ナレに入る前は演技など一切やったことがなく、本当に演技ど素人の状態で入所しました。
そのときに自分もやってしまっていた「演技初心者あるある」がいくつかあります。
今回はそういったあるあるのご紹介と対策やコツを書いていこうかと思います。
養成所入所前の人には頭に入れておいて損はない内容かと思いますのでぜひお読みください。
それではいってみましょう。
顔が見えないことが多い
舞台演技はとにかく顔を見せてナンボです。
顔を見せることによって伝えられる情報がありすぎるためですね。
特に「泣き」の演技は下を向いて髪が前に垂れしまうため、全く顔が見えないなんてことはよくあります。
下を向くような演技でも若干顔が見えるように俯くくらいの角度でやらないといけなかったりします。
また横にいる相手に話しかけるようなシーンでも真横を向くのではなく、身体はほぼ正面にして首だけ若干横に向けた状態でしゃべりかけるのが基本だったりします。
コントなど見ていただくとわかりやすいですが、小道具の椅子なんかも真横を向いているのではなく、斜めに向いているのがわかるかと思います。
とにかくどんな演技でも顔が見えていることを心がけるようにしましょう。
表現が小さいことが多い
演じていると最初の頃は表現が小さく見えてしまうことが多かったりします。
自分の中では大きく、わかりやすく演じているつもりでも映像で見てみると意外と演技が小さく見えて何しているのかわかりにくかったりするんですね。
自分の感覚として多少大袈裟な動きぐらいがちょうどよかったりするんですね。
ただやりすぎてしまうこともあるので、最初のうちは自分の演技を映像に撮りながら大きめにやり、映像を見て感覚を照らし合わせる作業をしてみるといいと思いますね。
セリフを速く読みすぎる
これはセリフがまだ完璧に覚えられていないときにあることです。
セリフが曖昧だとセリフが飛ぶ前に演技を終わらせようと焦って、みている側に伝わらない速さでセリフを読んでしまったりします。
「セリフを覚えた」と言うのは動きながらも自然に口が動いて、感情も入っている状態のことを言います。
頭の中で覚えたと思ったら今度は動きながらやってみましょう。
きっと動きながらだと全然セリフが出てこなかったりします。
それをまた修正してやりながら覚えていくという作業をしていくことが大事だったりします。
こういった練習を重ねて人前でも不安にならない状態で演技に挑んでみましょう。
まとめ
今回は以上になります。
初心者の場合は下手で当然です。
問題は対処法を考えることにあると思います。
今回ご紹介したもの以外でも常日頃舞台や映画など演技に関わるものも見続けていきたいですね。
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