今回は、
「声優養成所を辞めるときはどんなときか」
というテーマで書いていきます。
養成所に入ったけど辞めるべきか悩んでいる人の参考になればと思います。
ではいってみましょう。
前提として辞める気になったなら早く辞めたほうがいい
現実として養成所に入ろうと99%はプロにもなれずに終わってしまうものです。
養成所に通っている期間で何かしらの人脈やらが作れれば話は別ですが、基本はプロになれなければ時間とお金を失っただけということになります。

この記事でも書きましたが、時間はお金以上に貴重なものです。
意味もなく迷い、その時間を失うくらいなら辞めてしまうことを選ぶほうがいいということは理解しておきましょう。
これに当てはまったら辞めたほうがいい
モチベーションが下がっている
モチベーションが下のほうへと向かっているなら早いところ辞めたほうがいいです。
気持ちが下を向いていては結果が出ないということは僕も経験しています。
結果が出ない確率が高いのにだらだらと、とりあえず続けるのは時間のムダでしかありません。
いつまでもモチベーションが上向きにならないならさっさと辞めましょう。
引くに引けないから辞めないという理由
これも僕の考えでは辞めたほうがいい理由の1つと思っています。
理由として声優界は芸人さんのように長くしがみついててもチャンスがあるわけではないからですね。
むしろ長くなるほどチャンスは減っていく業界かと思います。
基本的に声優はアイドルとファン層が近いこともあり、若手が重宝される世界です。
とくに今の時代は次の新しい若手をどんどん使っていきたがる傾向にあります。
そう考えると年齢は高めならタイムリミットも近いということにもなります。
男性もそうですが、女性は特にその傾向にあり、プロの声優になりやすいのは女性ですが、旬の期間が短いのも女性かと思います。
女性差別とかそういう意味で言っているのではなく、統計や傾向など現実的に見てそういうことになっている業界ということです。
売れてる声優さんで中堅〜ベテラン付近の年齢でブレイクした人はほとんどいません。
だいたい売れている人は若い頃から芽が出ています。
何歳だろうとプロになれればとりあえずご飯は食べていける業界ならいいですが、残念ながらプロになってもほとんどの人はバイトなどしてチャンスを待つ状態になる業界です。
自分の夢だからと引くに引けず30歳を超えていたりそれに近い年齢で養成所に通い続けてプロを目指すというのは現実的ではないということですね。
他にやりたいことが見つかった
これはモチベーションの話も入ってきますが、他のことに神経がいってると、やらなければいけないことに集中できなくなりますからね。
ほとんどの業界で言えることですが、片手間でやっててその道のプロになれるなんてありえません。
声優という夢より魅力的なものが見つかったなら例え進級審査前でも辞めてその魅力的なものに時間を全て注ぐほうがいいかと思います。
あとこれは余計なアドバイスかもしれませんが、その魅力的なものは現実的に見て可能だったり、将来に繋がるものであるかは考えたほうがいいかと思います。
もしそれが声優と同じで、なれない可能性のほうがはるかに高いものだったら両方諦めて普通の生活に戻ることをオススメします。
10代ならまだいいですが、こういう人は20代や30代でもそのような思考でいて、恐らく40代でも現実を見ない方向へ行ってしまう可能性が高いですからね。
「これになりたい!」と思って行動するのはいいことですが、難しい夢を目指すのに他の道にすぐふらつくようでは恐らく何も結果が残せない人生になってしまうのでそういう人はいい区切りだと思って普通の人生に戻るほうがいいと思いますね。
まとめ
今回は辞めるべき理由を記事にしてみました。
養成所の99%の人がどこかで区切りをつけなければいけないんです。
早く辞めた分だけ次のやりたいことや人生の立て直しがしやすくなります。
辞めることは恥ではありません。
「人生をかけて行動したけどダメだった」
それでいいと僕は思います。
人生をかけて行動したことを笑うような人がいたら何も挑戦したことがない人だろうからこちらも心の中で相手のことを笑ってやればいいんです。
少なくとも人と違う人生のネタを手に入れたことにはなりますからね。
それだけで人生で1つ貴重な体験をしたんですから生まれてきた意味の1つなると思ってこれからの人生もお互いがんばりましょう。
今回は以上です。
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