今回は、
自己PRや演技の順番の狙いかた
というテーマの記事です。
日ナレに通った4年間で数え切れないほど自己PRや演技をやってきました。
そのときに必ず順番があるのですが、講師や形式によっては順番が決まっていない場合があります。
そこで今回は自分がやってみて効果があった順番の選びかたについての工夫をご紹介します。
これを意識した影響か、自己PRは高評価をもらうことが多かったのでよろしければ活用してみてください。
見ている人の気持ちを考える
前提として自己PRを見る人の気持ちを考えたことはありますか?
言いかた悪いですが、審査する側はプロでもないレッスン生、つまり素人30人くらいのおもしろいみのない芸を3時間くらいずっと見せられるんです。
仕事とはいえ苦痛でしかありません。
そこでもし出番が選べる場合は順番を意識しましょう。
講師にもよりますが、自己PRや個別演技などは順番を決めずに自分から前に出て行ってやるというスタイルをとる場合があります。
出番が選べる場合の自己PRなら順番で与える影響を変えることができます。
そこで順番の狙い目をご紹介したいと思います。
順番の狙い目
狙い目は大きく分けて4つあります。
・トップバッター〜3人目
・休憩を挟んだ後のトップバッター〜3人目
・最後の1人
・下手くそな人の直後
順に説明していきます。
トップバッター〜3人目
基本的にはこのトップバッター付近を狙うようにしましょう。
単純に見ている側が新鮮な頭と気持ちで見ていられる順番だからです。
ああいう感じで最初のほうは頭も新鮮な状態なんで単純に自己PRを丁寧にみてもらいやすくなります。
また順番を決めていない場合、積極性を見ている可能性もあります。
どのような場合でもこの順番はいいことばかりなので必ず狙いに行きましょう。
休憩を挟んだ後のトップバッター〜3人目
ここも上に書いたような理由と同じで新鮮な気持ちで見てもらえるからですね。
もし序盤の3人目以降になってしまいそうならあえて休憩後の上位3人を狙うのもありです。
中盤くらいのダレてきているときにみてもらうと正当な評価をもらえない可能性もありますし、前の人の影響も受けやすかったりします。
最後の1人
序盤も休憩直後もとれなかったら思い切ってここも狙い目です。
お笑いの話になりますが、M-1グランプリの決勝では順番が最後のコンビがよく最終決戦に上がっているというデータがあります。
それは最後に見ていたものを脳は記憶に残しやすいからという理由があります。
中途半端な順番になってしまうようだったらあえて最後にやることもいいのかもしれません。
下手くそな人の直後
これは前の人が下手なことをやってくれるとハードルが下がるからという理由です。
ハードルが下がった中でやれば自分の自己PRが普通レベルのものでもいいものに見えてきたりします。
言い方悪いですが養成所に行けば必ずダメなタイプのレッスン生もいます。
その人の後ろを狙ってみるのもありです。
逆に言えば上手な人の直後はハードルが上がっているので絶対やめましょうってことですね。
まとめ
以上になります。
順番は基本的に最初のほうがいいですが、とれなかった場合は状況を考えるといいということでした。

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